「運動前にストレッチをしましょう」
というのは、子どもの頃から学校でも習うので、だいたいの方は知っていると思います。
ストレッチや準備体操で筋肉をほぐさず急に運動をすると、人によっては肉離れなどを起こす場合があります。
普段運動をしている人でも、ストレッチで身体を慣らしてから運動をしないと、怪我につながるおそれがあります。
ストレッチには大きく分けて2つの種類があります。
静的ストレッチと動的ストレッチです。
2つの違いは以下です。
静的ストレッチ:伸ばしたい筋肉(筋)を伸長させるために、ある関節を通常の可動域以上の位置に固定させ、一定時間保持し続けるストレッチです。
例を出すと、股関節のストレッチをするときに、開脚を自分の可動域の限界以上の位置まで開いて、しばらくその状態を続ける、ということです。
身体が硬い人は股関節が痛くなるやつです(笑)
対して
動的ストレッチ:リズミカルに、ときには反動動作をつかって関節を通常の可動域以上動かし、目的とする筋を引き伸ばすストレッチです。
上の開脚の例だと、開脚した状態で上半身を反動させながら前屈し、その弾みで股関節をストレッチさせる、ということです。
反動をつけすぎると、これもまた怪我につながる恐れがあるので注意です。
では、この静的ストレッチと動的ストレッチ、どちらがいいのかというと、
時と場合によって使い分けることが必要になります。
これから運動を開始する、何かの活動を始める場合は「動的ストレッチ」が良いです。
反動やリズムをつけることで身体に刺激が加わり、交感神経が働いて次の運動や活動にスムーズに入ることができます。
運動終わりやリラックスをするときは「静的ストレッチ」をしましょう。
疲れた筋肉にはこれ以上刺激を与えず、使ったところをじんわり伸ばしていくことで、副交感神経が優位になり、眠りにも効果的です。
静的ストレッチも動的ストレッチも、どちらにしても
無理に筋を伸ばしたり、反動をつけすぎたりしないようにしましょう。
私自身がそうでしたが、柔軟性をつけたいがために、無理に筋肉を引っ張ると、逆に緊張して硬くなってしまいます。
ピラティスで何度も登場する呼吸法を使いながら、可能なところまでゆっくり伸ばしたり、呼吸に意識を向けてストレッチするだけで、柔軟性は自然と生まれてきます。
怪我をすることのないように、可能な範囲でストレッチを行なっていくようにしましょう!


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