「体幹(たいかん)」とピラティスはとても密接な関係にあります。最近ではテレビや雑誌でもよく耳にするようになったこの言葉。ですが、具体的にどこの筋肉のことなのか、そしてなぜ大切なのか、意外と知られていないことも多いんです。
特に女性にとって、体幹を鍛えることは美容と健康のどちらにも深く関わっています。今回は、体幹の役割やメリットを、ピラティスインストラクターの視点からわかりやすくお伝えします。
体幹ってどこのこと?
体幹とは、簡単に言えば「手足を除いた胴体の部分」です。具体的には、腹筋・背筋・骨盤周り・横隔膜・骨盤底筋など、胴体を支えるすべての筋肉を指します。特にピラティスでは、体の奥深くにあるインナーマッスルを含めた体幹を重視しています。
この体幹がしっかり働いていると、姿勢が安定し、呼吸も深く、身体のバランスも整いやすくなります。逆に体幹が弱いと、猫背や反り腰になりやすく、腰痛や肩こりといった不調も出やすくなってしまうのです。
なぜ女性に体幹が必要なの?
女性の身体は男性に比べて筋肉量が少なく、関節も柔らかいため、体幹が弱いと不調が出やすい傾向にあります。特に、出産経験のある女性は骨盤まわりの筋肉が緩みやすく、体幹がしっかりしていないと、体型の崩れや腰痛、尿もれなどの原因になることも。
また、体幹を鍛えることで、
- 姿勢が美しくなり、若々しく見える
- 内臓が正しい位置に収まり、ぽっこりお腹の改善
- 呼吸が深くなり、自律神経が整う
- 疲れにくくなり、動きが軽やかに
といったメリットがたくさんあるんです。体の軸が安定すると、心も落ち着きやすくなるのが不思議なところ。まさに「外見」と「内面」の両方を整えてくれる存在ですね。
ピラティスで体幹を整える
ピラティスは、体幹に特化したエクササイズです。筋肉を大きく使うハードなトレーニングとは違い、呼吸と共にゆっくりと動きながら、体の深層部にある筋肉を意識的に使っていきます。
例えば、寝た状態で骨盤を安定させながら足を動かす「レッグスライド」や、呼吸に合わせてお腹を引き締める「ハンドレッド」など、ピラティスの基本的な動きだけでも、しっかりと体幹にアプローチできます。
体幹が整ってくると、姿勢だけでなく、歩き方、座り方、日常の所作がぐんと美しくなります。そして、それが自然と自信にもつながっていくんです。
日常の中でも体幹を意識しよう
体幹は、日常生活の中でも鍛えることができます。たとえば、
- 電車の中でつり革につかまらずにバランスをとる
- 椅子に座るとき、背もたれを使わず骨盤を立てて座る
- お腹を軽く引き上げるような意識で立つ
といった小さなことの積み重ねが、大きな違いを生み出します。
最後に
体幹は、あなたの身体の「軸」を作る、とても大切な存在です。見た目を美しく保つだけでなく、体の中から健康に導いてくれる力を持っています。
ピラティスはその体幹を無理なく整えるのにぴったりのエクササイズ。スタジオでは、初心者の方にもわかりやすく指導していますので、安心して体験してみてくださいね。


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