今日は、女性にとってとても大切な筋肉群「骨盤底筋群」を鍛えるエクササイズ、通称「ゲーゲル体操」についてお話しします。ピラティスのクラスでもよく取り入れるこのエクササイズは、見た目には地味ですが、実はとてもパワフルで、女性の健康や美しさを内側から支えてくれる頼もしい存在なんです。
骨盤底筋ってどんな筋肉?
骨盤底筋は、その名の通り骨盤の底に位置している筋肉群で、内臓(特に子宮、膀胱、直腸など)を下から支える役割があります。ちょうどハンモックのような形で骨盤の中に広がっていて、姿勢の維持や排泄のコントロール、そして女性にとっては妊娠や出産にも深く関わる、とても重要な筋肉です。
骨盤底筋が弱るとどうなるの?
年齢を重ねることや出産、そして運動不足などによって骨盤底筋が弱ってしまうと、尿もれや骨盤臓器脱、腰痛、姿勢の崩れなど、さまざまな不調が現れてきます。また、骨盤底筋の力が弱いと、体幹の安定感が損なわれ、ピラティスや他の運動をしても効果が感じづらくなることも。
ゲーゲル体操ってなに?
ゲーゲル体操とは、骨盤底筋を意識的に収縮・弛緩させることで鍛えるエクササイズです。アメリカの産婦人科医アーノルド・ゲーゲル博士が開発したことから、その名がついています。
やり方はとてもシンプル。まずは椅子や床に座って、リラックスした姿勢をとります。そして、尿を我慢するような感覚で、骨盤の奥の筋肉をギュッと締めてみましょう。このとき、お尻や太ももに力が入らないように注意してください。5秒間ほど締めて、ゆっくり緩める。これを10回ほど繰り返すのが基本のやり方です。
ピラティスとの相性も抜群!
ピラティスでは、体幹(コア)の安定性をとても大切にしていますが、その中心にあるのがまさに骨盤底筋です。呼吸に合わせて骨盤底筋を意識することで、より深いインナーマッスルの活性化が促され、姿勢改善や腰痛予防、美しいボディラインの形成に繋がります。
当スタジオでも、初心者の方から産後のリカバリーを目指す方まで、ゲーゲル体操を取り入れたプログラムを展開しています。特に産後の女性にとっては、無理なく始められて、日常生活の中でも実践しやすいというメリットがあります。
毎日のケアで変わる体
ゲーゲル体操は、特別な道具も広いスペースも必要ありません。毎日の習慣に取り入れることで、少しずつでも確実に筋肉は応えてくれます。歯磨きのついでに、電車の中でこっそり、寝る前の数分間だけでもOK。続けることが一番のポイントです。
そして何より、自分の身体の内側に意識を向けることで、心まで穏やかに整っていくのを感じられるはずです。
もしご興味があれば、ぜひ一度ピラティスクラスで体験してみてくださいね。
身体の中から美しく、しなやかに。今日も健やかな一日をお過ごしください。


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