40代後半から50代にかけて、多くの女性が体と心に変化を感じ始めます。
それが「更年期」と呼ばれる時期です。
更年期というと、どこかネガティブなイメージを持っている方も多いかもしれません。
でも本当は、それは「終わり」ではなく「新しい自分が始まる準備期間」。
自分自身の体に向き合い、心と体をケアする大切なタイミングでもあります。
この記事では、
- 更年期に起こること
- 健康への向き合い方
- ピラティスが助けになる理由
について、やさしくお伝えしていきます。
◆ 更年期って、どんな時期?
更年期とは、女性の体が妊娠・出産の時期を終えて、ホルモンバランスが大きく変わる移行期のこと。
日本人女性では、平均して50歳前後に閉経を迎えます。
その前後5年、合計10年ほどの期間が「更年期」と呼ばれます。
この時期は、女性ホルモン(エストロゲン)が急激に減少し、体にも心にもさまざまな変化が現れます。
◆ 更年期に起きやすい不調
更年期の症状は人によって異なりますが、以下のようなものがあります:
- ホットフラッシュ(突然ののぼせ・発汗)
- 動悸や息切れ
- 不眠や眠りの浅さ
- イライラ、気分の落ち込み
- 肩こり、腰痛、関節痛
- めまいや頭痛
これらは「気のせい」でも「わがまま」でもありません。
体の中のホルモン変化が原因で、誰にでも起こりうる自然な反応です。
◆ 更年期をどう乗り越えるか?
更年期は「治す」ものではありません。
大切なのは、今の自分を理解し、いたわること。
そのためにできることは、たくさんあります:
- 食事や睡眠を整える
- 無理をせず、心と体を休める
- ゆったりとした運動で血流をよくする
- 誰かに話すことで気持ちを整理する
そして、そんなケアの中でとても頼れる存在が、「ピラティス」なのです。
◆ ピラティスは更年期の強い味方
ピラティスは、もともとリハビリのために生まれた運動法。
体に無理をかけず、内側の筋肉(インナーマッスル)をゆっくりと整える動きが特徴です。
更年期とピラティスの相性はとても良い理由
1. 自律神経が整いやすくなる
呼吸を意識しながら行うピラティスは、交感神経と副交感神経のバランスを整える効果があり、不眠やイライラの緩和が期待できます。
2. 血流がよくなり、冷えやこりに効果的
筋肉を使いながら全身をゆっくり動かすことで、血液循環が改善し、冷えや肩こり、関節痛などの症状を和らげてくれます。
3. 姿勢改善で気分も前向きに
更年期の時期は猫背や巻き肩になりやすく、それが気分の落ち込みにもつながります。
ピラティスは体の軸を整え、姿勢が良くなるため、気持ちもスッと明るくなります。
4. 自分と向き合う時間が持てる
ピラティスの時間は、スマホも思考も手放して「今の自分の体」に集中する時間。
忙しい日々の中で、自分を労わるひとときになります。
◆ 「がんばりすぎない」からこそ続けられる
更年期の体は、とても繊細です。
だからこそ、激しい運動よりも、やさしく整えることが大切。
ピラティスは、呼吸に合わせて動くので、リズムが心地よく、無理なく続けられます。
「今日は調子が良くないな」という日でも、マットの上に横たわるだけでもOK。
自分のペースで付き合えるのが、ピラティスの良さです。
◆ 未来の自分を明るくする準備期間
更年期は、避けることのできない自然な過程です。
でも、その時間の過ごし方によって、その後の10年・20年が大きく変わります。
今、自分の体と心に目を向けてあげることで、
これからの人生をもっと自由に、もっとしなやかに生きていけるようになります。
◆ あなたは、もっとやさしくていい
更年期は、誰もが通る道です。
それは「終わり」ではなく、「自分を取り戻すスタートライン」。
「最近つかれやすいな」
「ちょっと気持ちが不安定かも」
そんなときは、自分を責めずに、まずは体と心にやさしく触れてみてください。
そして、ぜひピラティスを通して「自分のための時間」をつくってあげてください。
がんばることも大切ですが、ゆるめることも、同じくらい大切です。
あなたは、もっと自分にやさしくなっていいんです。


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