最近、鏡を見て「なんだか肌のハリが減ってきた気がする…」「疲れが取れにくくなった」と感じることはありませんか?
年齢を重ねるにつれて気になってくる、肌や体の変化。
そんなとき、注目してほしいのが 「糖化(とうか)」 という体の内側で起こる現象です。
今回は、アンチエイジングに深く関係する「糖化」について、そしてそれを防ぐためにできることを、健康やピラティスと関連づけながら、やさしくご紹介していきます。
◆ そもそも「糖化」ってなに?
糖化とは、体の中で余った糖(砂糖や炭水化物など)が、たんぱく質とくっついて変性し、老化物質(AGEs:糖化最終生成物)を作る反応のことです。
…と聞いても、ちょっと難しいですよね。
もっと簡単に言うと、糖化とは**体の「焦げ」**のようなもの。
たとえば、お肉を焼くときに焦げ目がつきますよね。あれも糖とたんぱく質が反応してできるもの。
実は、あんな「焦げ」が、私たちの体の中でも起きているのです。
◆ 糖化がもたらすアンチエイジングへの影響
糖化が進むと、体の中のコラーゲンやエラスチン(肌のハリや弾力を保つ成分)が硬くなり、シワやたるみ、くすみなどの肌トラブルが起こりやすくなります。
さらに、血管や関節、骨、筋肉にも影響が出て、以下のようなことが起きると言われています。
- 肌の老化(シワ・たるみ・くすみ)
- 体のだるさ・疲れやすさ
- 関節の動きが悪くなる
- 骨がもろくなる(骨粗しょう症)
- 血管が硬くなる(動脈硬化)
「最近、年齢以上に老けて見える気がする…」
そんなときは、実は糖化が関係しているかもしれません。
◆ 糖化が起こる原因って?
糖化は、主に 食生活の乱れ から起こります。特に以下のような習慣には注意が必要です。
- 甘いものや白いパン・ごはんなどをよく食べる
- 食事時間が不規則
- よく噛まずに早食いする
- 食べ過ぎ、間食が多い
- 運動不足
つまり、「糖」が体の中に余る生活をしていると、糖化がどんどん進んでしまうのです。
◆ ピラティスで糖化を防ぐ理由
糖化を防ぐには、「糖を溜めこまない体」を作ることが大切。
そのために効果的なのが、ピラティスのような“体のめぐり”を良くする運動なんです。
ピラティスが糖化に良い3つの理由
① 血流がよくなる
ピラティスの深い呼吸としなやかな動きは、全身の血流を促進。
糖化で生まれた老廃物(AGEs)を体外に排出しやすくなります。
② 筋肉が活性化される
筋肉量が増えると、糖をエネルギーとして使う力が高まります。
つまり、糖が余りにくい体に近づけるのです。
③ ストレス軽減
ストレスホルモン(コルチゾール)も糖化を進める要因。
ピラティスの呼吸法は自律神経を整え、リラックスした体と心を作ります。
◆ 食事でできる糖化対策
ピラティスに加えて、毎日の食事でもできる糖化予防があります。以下を参考にしてみてください。
◎意識したいポイント
- 白い砂糖や精製された炭水化物を控えめに(白米・白パン → 雑穀・玄米に)
- 食物繊維をしっかりとる(野菜・海藻・豆類など)
- 食べる順番を「野菜 → たんぱく質 → 炭水化物」に
- ゆっくりよく噛んで食べる
- 食後に軽いストレッチやウォーキングをする
たとえば、朝ごはんに白いパンとジュースというメニューは、糖化が進みやすい組み合わせ。
代わりに、玄米おにぎりとお味噌汁、納豆など、血糖値がゆっくり上がる和食がおすすめです。
◆ アンチエイジングは“日々の積み重ね”
糖化は、ある日突然老けるというわけではありません。
日々の習慣の積み重ねが、少しずつ体に現れてくるものです。
- 食べるものを少し意識する
- 運動を週1回から始める
- 自分の呼吸に耳をすます
そんな小さな積み重ねが、数年後の「若々しさ」を作ってくれます。
◆ あなたの体を、もっと大切に
「アンチエイジング」と聞くと、高級な化粧品や美容医療を思い浮かべる人も多いかもしれません。
でも、本当のアンチエイジングは、体の中から整えることが何より大切です。
ピラティスで自分の体と向き合う時間をもち、食べるものを選ぶ力を少しずつ身につけていく。
それだけで、年齢を重ねても、しなやかで健やかな女性らしさは育まれていきます。
あなたの体は、あなたがいちばん長く付き合うパートナー。
今日からできることを、ぜひ始めてみてくださいね。


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